正社員
太陽電池モジュールや架台等の当社製品を活用した法人向け提案営業をお任せいたします
経営企画部
清水 元気
2014年新卒入社
政治経済学部卒
※部署名等はインタビュー当時のものです。
私は山梨出身で、大学入学と同時に上京し、4年間を東京で過ごしました。大学では政治経済学部で、主に経済について学んでいましたが、その当時から環境に対する興味がありました。大学3年時には、少しでも環境に近いことを学ぼうと思い入ったゼミで、ライフサイクルアセスメントの研究をしていました。
私にとって就職活動は、やりたいことを探すための選択肢の一つでしかなかったので、就職活動という言葉も、型にはまった活動も嫌でしたが、就職活動では「自然環境に関連する仕事」を軸に、地方企業中心に見ていました。山梨・長野・岐阜辺りを積極的に探していたところ、長野で自然エネルギー事業を行っている会社があると見つけたのが当社でした。私が育った場所が山梨の田舎町であり、両親はその場所でマクロビカフェを運営しています。そんな小さい頃からの影響か、自然を残し自然と共に暮らしたいという想いが強かったので、自然エネルギー普及の事業を行っている当社に魅力を感じました。本社の位置する駒ヶ根市は、私の実家と南アルプスを挟んでちょうど反対側になるので、親近感も湧きました。不思議と思われるかもしれませんが、大企業に魅力を感じることもありませんでした。自分の代わりがいくらでもいる集団の中で仕事をしても、あまり面白味を感じないと思ったからです。
当社には、明確なミッション・ビジョンがありましたし、それを経済活動の中で実践していこうと考えている社長の考え方に共感しました。内定者懇親会の時の社長の話には、とてもパワーがあり、私も一緒に働きたいと強く思い入社にいたります。
入社して最初の配属は、駒ヶ根本社の産業用太陽光発電システムの建設工事をお客様に提案する営業部門でした。営業と言いながら、行っていることは様々でした。お客様への提案はもちろん、事前にその土地の形状を調査して最適な設置提案を考えたり、工事を受注した後は、実際に設計や工事を担当する技術部門と連携して完成するまでの進捗管理を行ったりします。太陽光発電設備が出来上がっていく変化を楽しみながら、その設備が完成した時には、自分の仕事が自然エネルギーの普及につながっている喜びを強く感じました。
その後4年目の夏に経営企画部へ異動、東京に転勤となりました。転勤は希望ではありませんでしたが、管理系の仕事には興味を持っていたので、「自分のやりたい仕事が東京でできるなら」という思いで東京に来ました。現在の仕事は、会社で期初に立てた予算と実績に差異があるかどうかを確認し、差異を分析する予実管理や、新規事業企画などに携わっています。データを集め分析を行うことで、差異の原因が判明したり、傾向がつかめた時は嬉しいです。新規事業の企画というと難しそうに聞こえますが、経営企画部単独で進めていくわけではなく、関係各署と事業の進め方や問題点の洗出しを重ね、それに基づき全体のアイデアを資料に落とし込んでいくことが役割だと思っています。
自然豊かな場所で働きたいという想いは消えていませんが、今の部署では、ようやく仕事の全体像が見えてきただけで、知識も経験もまだまだ不十分です。管理会計を勉強することはもちろん、変化する業界や市場の動向について、自らアンテナをはって情報収集し、レベルアップを図っていきたいと考えています。会社の経営判断に対し的確な答えを導き出せるように、データを整理し選択肢を提示し、経営の舵取りを行うようになれることが目標です。加えて、会社の組織風土づくりにも貢献していきたいです。困っている人がいたら助けあう、上司部下関係なく教え合える、同僚と切磋琢磨できる、そんな「織る」組織風土づくりを自らが率先して行っていきたいと思います。