正社員
太陽電池モジュールや架台等の当社製品を活用した法人向け提案営業をお任せいたします
営業部
三好 弘朗
2015年入社
経営学部卒
※部署名等はインタビュー当時のものです。
大学生の時はゼミで環境経営学を専攻していました。私は東日本大震災の年に大学に入学したので、入学当初からエネルギーには関心がありました。ゼミを選ぶ時もエネルギーに関することが学びたいと思い、原子力発電から再生可能エネルギーまで幅広く学べるゼミを選びました。一番思い出に残っているのは、大学3年生の時に大学のプログラムでドイツに2週間ほど行ったことです。風力発電や太陽光発電、バイオガスなどの再生可能エネルギーの発電所を見学したり、現地の大手電力会社にヒアリングをしたり、充実した2週間でした。その頃から、再生可能エネルギー事業に携わりたいと強く思うようになりました。
再生可能エネルギーと言っても、水力発電や風力発電など、太陽光発電以外にも色々とありますが、私が就職活動をしていた当時は「固定価格買取制度(FIT)」の影響で、太陽光発電が話題でしたし、他の発電と比べて理解しやすく身近に感じられたので、太陽光発電事業に携われる会社を中心に就職活動を行っていました。就職活動中に当社を知ったきっかけとなったのは、単純ですが、就活サイトで「自然エネルギー」と検索したらヒットしたからでした。そこから説明会に足を運び、徐々に当社の事業内容を理解していく中で、社長の想いに共感し入社を決意しました。太陽光発電事業を専業で行っている数少ない会社だったのも魅力の一つでした。
入社後3ヶ月弱の新入社員研修を経て配属されたのは営業部ですが、主に、オフグリッドソーラー(系統に接続していない独立型電源)の販売と通信販売サイトを運営している部署でした。営業はもちろんのこと、倉庫から商品の出荷を行ったり、お客様の要望によっては現地に出向き設置まで行いました。私は文系だったので、電気の知識についても一から学びました。一般的な営業職とは異なり、実際の商品に触れることができる環境が整っていたので、自ら実践することで電気やバッテリーの知識を深めていきました。
オフグリッドの太陽光発電システムは、非常用電源として購入されるお客様が多く、個人向けにも販売しているので、購入されたお客様の声が直接聞こえるとモチベーションアップにつながります。想定外の自然災害による停電の長期化が、各地で頻繁に起こっている中で、蓄電式の太陽光発電システムの需要も年々高まっていることを感じます。その後、入社4年目からはオフグリッドの仕事を行いながら、太陽光発電システムの設置工事提案の仕事にも携わり、提案の幅を広げています。私が提案している太陽光発電システムは、自家消費と呼ばれるものです。建物の屋根の上に太陽光発電システムを設置して、つくられた電気をその建物内で消費するので自家消費と呼んでいます。調査のため現地にも行くので、 実際に屋根の上にも上ります。お客様の建物内既存設備の理解も必要となるので、その度に勉強の繰り返しです。自分が提案したシステムが屋根の上に載ったことで、お客様の電力量をどれだけ削減できたかなどが見える化されると達成感があります。
これからの太陽光業界は、固定価格買取制度(FIT)を利用する案件から自家消費案件に徐々にシフトしていくと考えます。当社は2003年に創業し、創業当初から自家消費案件に携わってきましたし、技術ノウハウを持ち、提案ができる会社だと思っているので、自家消費型太陽光発電システムを導入する会社として、先頭に立って進んでいきたいと思います。自分自身は、まだまだ知識が足りていないと感じます。今後は、太陽光発電の知識だけでなく、蓄電池の知識も今以上に必要となりますし、それら商品とIoTを絡めて事業を展開していくことが不可欠です。技術的な部署にも興味がありますが、より総合的にシステムについて学ぶことで、技術的なことも提案できる営業を目指したいと思います。