初めて蓄電池の世界最大手CATL社製の電池セルを採用
自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(本社：長野県駒ヶ根市、代表取締役社長：伊藤 敦、以下「当社」)は、2019年内に住宅向けの新型蓄電システム「iedenchi（いえでんち）シリーズ」の販売および出荷開始を予定しています。
「iedenchiシリーズ」には、業務提携を締結したContemporary Amperex Technology Co., Limited（本社：中華人民共和国福建省寧徳市、董事長兼CEO：曾 毓群、以下「CATL」）社製の電池セルを、当社製品として初めて採用。本年11月から住宅用太陽光発電設備で固定価格買取制度（FIT制度）の買取期間が順次満了を迎える「太陽光発電の2019年問題」が間近に迫り、家庭用蓄電システムの需要拡大が予想される中、蓄電池の世界最大手であるCATL社製電池セルを採用した新製品の発売により、蓄電システムの日本市場での普及を加速させていきます。
当社では2003年の創業以来、自然エネルギーの普及がもたらす持続可能な社会の実現を目標に事業を展開してまいりました。そのためには分散型電源の普及が必要と考えており、電力ネットワークの安定化に向けたアプローチの１つとして、太陽光発電と蓄電システムを組み合わせた家庭での自家消費を推進しています。今回の新型蓄電システムの開発・発売は、その象徴的な取り組みの第一弾となります。
【製品特長】
- ハイブリッドタイプ
通常、太陽光発電設備と蓄電システムそれぞれに１台ずつ必要だったパワーコンディショナを１つにまとめて電力変換ロスを抑えたタイプです。新築住宅を中心とした、新たに太陽光発電設備を導入される家庭に最適です。 - フルバックアップ型・200Ｖ出力
一般的な蓄電池と異なり、停電時に家中のコンセントが全て使えるフルバックアップ型を採用しました。例えば、真夏に停電が発生した際にもエアコンが使用できるなど、非常時でも日常と変わらない生活を実現します。 - 大容量10kWh
一般家庭の一日の消費電力をほぼまかなうことができる大容量を備えており、太陽光発電で作った電力で、昼夜を問わず生活することができます。
【主なシステム構成】
住宅用ハイブリッド蓄電システム iedenchiシリーズ（NXS-MHESS001）
― ハイブリッドパワーコンディショナ（NXB-MHP40330）
― 蓄電池ユニット（NXA-LU30100）
【主な仕様】
| 蓄電池対応ハイブリッドパワーコンディショナ | |
| 型式 | NXB-MHP40330 |
| AC出力 | 系統連系：4kW 自立運転：3kVA |
| 太陽光発電 | 4kW マルチストリング型 入力回路数3回路 |
| 蓄電池 | 充放電 3kW |
| サイズ | （幅）750mm×（高さ）1,200mm×（奥行）300mm |
| 質量 | 約98kg |
| 蓄電池ユニット | |
| 型式 | NXA-LU30100 |
| 種類 | リン酸鉄リチウムイオン蓄電池 |
| 容量 | 10kWh（実質9kWh） |
| サイズ | （幅）750mm×（高さ）870mm×（奥行）350mm |
| 質量 | 約148kg |
＊変更する可能性があります
以上
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