西日本豪雨において被災された多くのお取引先様、関係者の皆様、ならびにそのご家族の皆様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます。

災害により水没あるいは破損した太陽光発電設備においては、後記の点につきましてご留意いただき、感電事故防止に努めていただきますようお願い申し上げます。

1.感電事故防止に関する注意事項

  • 太陽光発電パネル(以下、「モジュール」)は、表面に光が当たっている時は発電をしている状態ですので、水害によって被害を受けたモジュールに直接触れると感電する恐れがございます。
    また、浸水している太陽電池光発電設備(モジュール、架台または支持物、集電箱、パワーコンディショナ、及びキュービクルなどの送電設備)に近づくと感電する恐れがありますので、絶対に近づかないようにしてください(太陽光発電設備が浸水している場合、直接手を触れなくても水を通じて感電をする恐れがあります)。
  • 漂流しているモジュールや漂着・放置されているモジュールを復旧作業等でやむを得ず取り扱う場合には、素手では絶対に触れず、感電対策(ゴム手袋、ゴム長靴の使用等)を必ず行ってください。
  • 壊れたモジュールを処理する際には、ブルーシート等で覆って光を遮蔽するか、モジュール表面を地面に向けてください。
  • 廃棄する際は産業廃棄物の取り扱いとなりますので、各自治体の指示に従ってください。
  • 水が引いた後であっても、浸水した集電箱やパワーコンディショナは内部に水分が残っている、または汚損していることが考えられます。この場合、感電や発火の危険性があります。取り扱いにあたっては、ゴム手袋、ゴム長靴等を使用し、十分な注意を払い、慎重な作業を行うことで感電事故や電気火災防止に努めてください。

2.ガイドラインについて

一般社団法人太陽光発電協会(以下、「JPEA」)より、本件に関する作業手順と注意点が案内されています。下記のリンクも併せてご確認をいただきますよう宜しくお願いいたします。

  • 太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について

http://www.jpea.gr.jp/pdf/t150911.pdf

  • 太陽光発電システム被災時の点検・撤去に関する手順・留意点【水害編】

http://www.jpea.gr.jp/pdf/t151009.pdf

以上

本件についてのお問い合わせ先

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 インフォメーションセンター
TEL: 0120-338647  ※営業時間10:00~17:00(土・日・祝日除く)
メール:「お問い合わせページ」のメールフォームより送信ください