当社では、自家消費に最適な高出力太陽電池モジュール「NER144M545J-MD」および、高出力両面発電太陽電池モジュール「NER144M540J-MDD」の販売を2021年4月28日(水)に開始いたしました。
2020年4月22日の気候サミットにおいて、菅首相が「2030年度の温室効果ガスを2013年度比で46%削減する」と宣言しました。この大幅な温室効果ガスの削減を実現するためには、大量かつ迅速に再生可能エネルギーを普及させなければなりません。2020年代に見込まれる自家消費型太陽光のポテンシャルは約60GWと見込まれています。そのうちの約15GW程度は、工場やスーパーなどの屋根上が想定されています。
今回販売する高出力大型太陽電池モジュールは、工場やスーパーなどに多く採用されている凸部分のボルトの間隔が500mmの折半屋根への設置に最適な製品となっております。当社は従来から500mm間隔の折半屋根へ施工がしやすいよう2,500mm間隔で太陽電池モジュールを設置しております。
従来の太陽電池モジュールに比べてサイズが大きく出力が高い本製品を採用することで、太陽電池モジュール以外の余白部分が少なくなり、同じ面積当たりの積載量(kW)の増加が可能となります。
本製品は、高効率の182mmセルを採用し、高出力化、大型化の実現により発電量を増やすことで、部材やケーブル点数を削減し、発電コストの低減が期待できるものとなっています。また、ハーフカットセルの採用により電力ロスの低減、11本バスバー採用による出力の向上により従来製品と比べて高い変換効率を実現しています。
製品外観
製品仕様
型式 | NER144M545J-MD (片面発電) |
NER144M540J-MDD (両面発電) |
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公称最大出力(Pmax) | 545W | 540W |
公称最大出力動作電流(Imp) | 13.04A | 12.97A |
公称最大出力動作電圧(Vmp) | 41.80V | 41.64V |
公称短絡電流(Isc) | 13.93A | 13.86A |
公称開放電圧(Voc) | 49.75V | 49.60V |
モジュール変換効率 | 21.0% | 20.8% |
公称質量 | 28.6kg | 31.6kg |
ケーブル長 | 1400mm | |
公称モジュールサイズ | W1134mm×H2279mm ×D35mm |
W1134mm×H2285mm ×D35mm |
セル枚数 | 144枚(6×12+6×12) | |
最大過電流保護定格 | 25A | 30A |
最大システム電圧 | 1500VDC | |
機械的耐荷重 | 積雪荷重5400Pa(表面/風圧荷重含む) 風圧荷重2400Pa(裏面) |
■保証:製品保証12年、リニア出力保証25年(片面発電)、30年(両面発電)、経済損失補償10年
■販売開始日:2021年4月28日
■製品情報はこちら
NER144M545J-MD詳細ページ:https://pd.nextenergy.jp/solar_cell_module/products/product_27.html
NER144M540J-MDD詳細ページ:https://pd.nextenergy.jp/solar_cell_module/products/product_28.html
■製品パンフレットはこちらからご覧いただけます
NER144M545J-MD
NER144M540J-MDD
当社は、高品質な製品の提供と、きめ細かい保証体制を通じて太陽光発電設備の発電量向上に努め、今後もお客様のニーズに応える魅力的な製品・サービスのご提案に尽力してまいります。