当社は、2020年に販売開始した低重心置基礎架台「UNIFIX(ユニフィックス)」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されたことをお知らせいたします。

■ NETISとは

国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。NETIS登録技術は、工事の効率化を進めるために政府が利用を推進しているもので、公共工事の施工者が登録された新技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合には、効果に応じて工事成績評定の加点の対象となります。

■「UNIFIX」とは

建築物の陸屋根や遊休地に太陽電池モジュールを設置するための「低重心置基礎架台」です。固定せずに置くだけで設置できるため、屋根の防水層への削孔や、遊休地の地盤を掘削するなどの基礎工事が不要となり、工期の短縮はもちろん屋根上の場合、漏水リスクの低減につながります。施工の容易さを確保しつつも、最大瞬間風速毎秒70mの耐風速性能※を確保。また屋上防水の種類によっては、耐震クラスA(水平震度1.5、地上震度階級7程度)までの適用が可能となっています。

※3秒間平均風速の最大値

【UNIFIX製品詳細は、こちらもご参照ください】

■「UNIFIX」の特長

・置くだけ設置のため、屋上防水層の改修時には、一時撤去・再設置が可能。

・軽量60kg/㎡程度であるため、耐荷重が小さい陸屋根にも設置が可能。

・構成部材の重量が25kg以下であり、人力施工が可能。

・太陽電池モジュール2枚で1ユニット。屋根形状に合わせて自由なレイアウトが可能。

・アルミニウム中空体にモルタルが充填されたベースレールをカウンターウェイトとし、太陽電池モジュールの外周をスロープ形状の整流ブロックで取り囲むことにより、耐風速性能70m/sを発揮する。基準風速38m/s、高さ60mの建物への設置が可能。

・低重心かつ軽量であるため、地震時に滑動しても、屋上防水層に損傷を与えることがなく、耐震クラスB(水平震度1.0、地上震度階級6程度)への適用が可能。屋上防水の種類によって、耐震クラスA(水平震度1.5、地上震度階級7程度)までの適用が可能。

【NETIS登録情報】

・NETIS番号: KT-240038-A

・技術名称:太陽電池モジュールの陸屋根設置用架台「低重心置基礎架台 UNIFIX(ユニフィックス)」

・登録ページ:https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-240038%20

 

■「UNIFIX」導入事例

明電興産株式会社様

株式会社ミライト 市川研修センター様

当社は2003年の創業以来、再生可能エネルギーの有効活用を目指し、太陽光発電に関する多様な製品開発を行ってまいりました。今回のNETIS登録は、長年にわたる技術開発と実績の積み重ねに寄るものと自負し、これからもお客様の期待を超える価値を提供するために、技術の最前線で挑戦を続けてまいります。

 

本件についてのお問い合わせ先

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