当社は、太陽電池モジュールの累計出荷量が2012年の統計開始以来、2GWに到達したことをお知らせいたします。
2GWは原子力発電所2基分に相当し、首都圏全体の電力需要の5%程度(約70万世帯分)の電気を賄うことが可能です。また2GWの太陽光発電の場合、年間で約120万トンのCO2排出量削減効果が見込まれています。※

FIT制度の開始も後押しとなり、当社の太陽電池モジュールの出荷量は、住宅・産業向けともに順調に増加してきました。近年、太陽光発電はFIT制度に依存するビジネスモデルから、FIT制度の適用を受けないNon-FITモデルとしての電源ビジネスへとシフトしています。当社はこの時代の変化を的確に捉え、住宅向けの太陽光発電システムはもちろん、法人向け自家消費型太陽光発電のオンサイトおよびオフサイトビジネスにおいても、顧客との強固なパートナーシップを基盤に、シェアの拡大を続けています。

今後も時代の変化に応じた製品開発を続けることで、脱炭素社会の実現と持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

※東京電力ホールディングス「東京電力報」参照 https://www.tepco.co.jp/toudenhou/fp/1299810_9045.html

 

【当社の太陽電池モジュール特長】

■高い品質が裏付ける、安心の長期保証体制

当社の太陽電池モジュールは、徹底した品質管理のもと製造されています。

・全数検査:現地工場で全モジュールを検査し、日本国内で二重にチェックを行い、不具合がないことを確認します。これにより、長期間安定した発電性能を維持する製品を提供しています。

・抜き取り検査(量産品):流通過程で不特定のサンプルを定期的に検査し、常に高い品質を確保しています。

これらの品質確保により、お客様への長期保証のご提供を実現できています。

●太陽電池モジュール経済損失補償10年 

●太陽電池モジュール リニア出力保証 25年/30年

※各種保証には適用条件がございます

【当社の品質への取り組みに関してはこちらもご参照ください】

■どのような条件にも対応できる、多様なラインナップ

太陽光発電の普及のために、あらゆる場所への導入が可能となるよう、豊富なラインアップをご用意しております。

・高出力タイプ:N型セルを採用した次世代モジュール。

・両面発電タイプ:当社のソーラーカーポートに搭載。モジュールの表面からだけでなく、裏面からも反射光や散乱光を集めることで、効率よく発電できる。

・住宅向け小型タイプ: 短辺サイズがコンパクトになったことで、狭い屋根でも最大枚数の設置が可能。

・軽量タイプ:当社従来品よりも約24%の軽量化し屋根への負担を軽減。効率よく枚数を設置することができ、強度が不安な建物にも最適。

・高耐荷重タイプ:特殊構造により、積雪荷重8000Pa※、風圧荷重4000Paを実現。

※当社指定の設置方法に限る

これらの豊富なラインナップのもと、住宅の屋根上をはじめ、メガソーラーなどの大規模発電所、工場や商業施設の自家消費設備としてご採用いただいています。当社の太陽電池モジュール情報はこちら

■市場拡大中のソーラーカーポートにも活用

当社は屋根上以外の新たな設置手段として注目される、ソーラーカーポートの開発にも力を入れております。当社のソーラーカーポート「Dulight(デュライト)シリーズ」には、地面の反射光や散乱光もパネルの裏面で受光し発電できる「両面発電太陽電池モジュール」を採用し、高い発電性能を実現しています。

<住宅向け・産業向け・積雪地域向け・低価格タイプ・片持ちタイプなど豊富なラインナップを誇る、当社のソーラーカーポート「Dulight(デュライト)シリーズ」>

■リユース・リサイクルへの取り組み

太陽光発電の普及に伴い、機器の廃棄問題は向き合うべき最大の課題と言えます。当社では他社に先駆け2005年より、不要な中古モジュールを買い取り、独自技術によって信頼できるものだけを見極め販売する、再生・再利用事業を開始しました。これまでにのべ14万枚以上もの中古モジュールの検査を実施しており、その膨大なデータを製品開発に活かしています。

また適切な廃棄処理をおこなうために、太陽電池モジュールメーカーとしては初めて、環境省の「広域認定制度」の認定を受けました。これにより従来複雑だった廃棄処理をスムーズにおこなえるようになり、廃棄製品の広域的な回収やリサイクルが実現可能となりました。

 

本件についてのお問い合わせ先

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社

インフォメーションセンター
TEL: 0120-338647 ※営業時間:10:00~17:00(土・日・祝日除く)
メール:「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください